世界一のお父さんパンダ!和歌山アドベンチャーワールドの永明さん26歳の誕生日おめでとう!!

パンダ

サワディーカー!

 

昨日9月13日にチビ浜ちゃんが一般公開されたと思ったら!

本日9月14日も、とってもハッピーなニュース♪

 

永明おとうさん 26歳の誕生日!おめでとう!!

 

 

そうです。

本日9月14日(金)は、和歌山アドベンチャーワールドが誇る永明おとうさんの26回目の誕生日!

 

2歳の時に中国からやってきてからもう24年。

 

永明さんは、「飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」です!!

 

 

アドベンチャーワールド公式サイトより

 

永明さんについて。

 

1992年9月14日 北京動物園の生まれです。

1994年9月6日、成都動物園で生まれ育ったメスのパンダ、蓉浜(ヨウヒン)と一緒に、和歌山のアドベンチャーワールドへ来園しました。

 

来日した2頭はどちらも2歳。まだまだ子供。

永明さんはよくおなかをこわしてたんだって。

見慣れない場所での生活に2頭とも最初はとまどったみたいですが、徐々に慣れて仲良く遊んだりしていたそうです。

 

ところが、来園して3年後。1997年7月に突然悲しい出来事がおこります。

 

それまで元気で餌もよく食べ、手のかからない子だった蓉浜が、ごはんを食べなくなりました。

飼育員さんや獣医さんも色々手を尽くしましたが、回復することなく・・・蓉浜は亡くなってしまいます。

まだまだこれからという若いパンダが亡くなるということ。

永明さんや、アドベンチャーワールドの方々、蓉浜をかわいがっていたお客様などみんなの悲しみはどれくらいのものだったんだろう・・・。

 

それから3年間。

永明さんはひとりでがんばりました。

そしてようやく、待ちに待った新しいパートナーが!

2000年7月7日、初代お母さんパンダの梅梅(メイメイ)が成都からやってきました。

 

ここから、和歌山のイケメングレートファーザー、永明さんの快進撃が始まります!!!

 

 

永明さんの子供たち。

 

とってもダンディーでイケメンな永明さん。

それだけではなく、子だくさんなことで有名です♪

2018年9月現在、永明さんのお子様は全部で16頭!

 

 

まず、初代お母さんパンダの梅梅(メイメイ)との間に自然交配で6頭。

・雄浜(ユウヒン) 2001年12月17日生まれ。オス。 人工飼育下で初めての冬生まれ。

・隆浜(リュウヒン) 2003年9月8日生まれ。オス。 秋浜と双子。

・秋浜(シュウヒン) 2003年9月8日生まれ。オス。 隆浜と双子。

・幸浜(コウヒン) 2005年8月23日生まれ。オス。 双子で生まれましたが、もう1頭は未熟児のため2日後に亡くなりました。

・明浜(メイヒン) 2006年12月23日生まれ。オス。 愛浜と双子。

・愛浜(アイヒン) 2006年12月23日生まれ。メス。 明浜と双子。

 

梅梅のお姉さん、蜀蘭(シューラン)との間に人工授精で1頭。

蘭宝(ランバオ) 2002年8月23日生まれ。オス。

 

初代お母さんの梅梅は2008年10月に残念ながら腸閉塞で亡くなってしまいます。

その後、お母さんの座は良浜ちゃんへ。

 

 

梅梅の娘(父親は永明ではなく哈藍(ハーラン))の、現在の2代目お母さんパンダ良浜(ラウヒン)との間に9頭!

・永浜(エイヒン) 2008年9月13日生まれ。オス。 梅浜と双子。

・梅浜(メイヒン) 2008年9月13日生まれ。メス。 永浜と双子。

・海浜(カイヒン) 2010年8月11日生まれ。オス。 陽浜と双子。

・陽浜(ヨウヒン) 2010年8月11日生まれ。メス。 海浜と双子。

・優浜(ユウヒン) 2012年8月10日生まれ。メス。

・桜浜(オウヒン) 2014年12月2日生まれ。メス。桃浜と双子。

・桃浜(トウヒン) 2014年12月2日生まれ。メス。桜浜と双子。

・結浜(ユイヒン) 2016年9月18日生まれ。メス。 アドベンチャーワールド史上一番大きく、197グラムで生まれました!

・チビ浜ちゃん(仮) 2018年8月14日生まれ。メス。アドベンチャーワールド史上一番小さく、75グラムで生まれました!

 

 

 

 

す、すごい!!

上野でシャンシャンが生まれたっていって大騒ぎしているときに、和歌山ではこんなにたくさんの赤ちゃんパンダが生まれているわけです。

これは本当にすごいこと。

 

そもそもパンダの繁殖って難しすぎるのです。

それは、発情期が年に1回1~2週間程度しかないということ。

またそのうち妊娠できるのは3日間くらいしかないこと。

そして好き嫌いが激しいことによって、相手によっては繁殖もままならないこと。

飼育下、ましてや中国以外の場合には、パンダのペアをすぐ入れ替えるなんてことはできないので、相性が悪かったらもうどうしようもなく、リスクが高い人工授精しか方法がなくなっちゃう。

 

また小さい頃にお母さんから離されている飼育下のパンダさんたちはちゃんと繁殖行動ができなかったりするんですってよ。

難しいところです。

 

そんなこんなを全部乗り越え、永明さんは自然繁殖で15頭ものお子さんを作り。

そしてお母さんたちはちゃんと育て上げて。

すばらしい和歌山のパンダファミリーを築いてきたわけです。

 

そんな偉大な永明さん。

本日26歳になったよ!

おめでとう!!!

日本に来てくれてありがとう!!!

 

今日はたくさんお祝いしてもらったみたいね。

これからも元気で長生きしてね。

またかわいい赤ちゃんパンダが見れたら言うことなし♪なーんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

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