サワディーカー!
今週末も、上野動物園のパンダ観覧は90分とか100分とか120分とか待つようでしたね!
まぁ、かわいいシャンシャンを見たい!!という気持ちはわかりすぎるほどわかります。
私は平日見に行く派なので、土日はLive配信でガマン・・・。
さて。
先日シンガポールとマレーシアに行ってきました。
どちらの国でもパンダを見てきたのですが、どちらの動物園も素晴らしかったです!
日常通っている上野動物園とは大きく違う、マレーシアのパンダ観覧事情をご紹介したいと思います。
マレーシアのZoo Negara(ズーネガラ)
ズーネガラはクアラルンプールの郊外にある、マレーシアの国立動物園です。
クアラルンプール市内中心部から北東にだいたい12キロの位置にあります。
2014年から、2頭のパンダが中国からやってきました。
どちらも2006年8月23日生まれの、シンシン(♂)とリヤンリヤン(♀)です。
2014年5月に2頭がやってきて、2015年8月にヌアンヌアンという女の子の赤ちゃんパンダが誕生!
ヌアンヌアンは2017年11月に中国に戻されました。
そして今年2018年1月14日、リヤンリヤンは2頭目の女の子の赤ちゃんパンダを出産。
まだ名前は決まっていませんが、先日から一般公開されています。
シャンシャンもチビ浜ちゃんも、小さいパンダってめちゃくちゃかわいい♡
すぐに大きくなっちゃうから、小さいうちに見ることができるのは本当に幸せなことですね。
Zoo Negara(ズーネガラ)への行き方。
ズーネガラへは、市内からまずLRT(RapidKL)のKelana Jaya線に乗ってワンサ・マジュ(Wangsa Maju)駅まで行って、そこからタクシーに乗ります。タクシーに乗ったら10分くらい、料金はRM10くらい。
と、ガイドブックなどには書かれています。
クアラルンプールも渋滞がすごいので、電車で行くほうがいいというのはごもっとも。
しかし動物園は駅の近くではないので、個人的には2名以上ならタクシーなどで直接行くのがおすすめです。
私は宿泊している Grand Hyatt Kuala LumpurからGrabで行きましたが、RM25くらいでした。
時間的にも、20分ちょっとかな? 30分はかからないくらいで到着しました!
到着から入場まで。

これが動物園の入口。
すでに開園の時間は過ぎていますが、あんまり人はいません。
入口に向かって左手にチケットカウンターがあります。

鉄格子(?)の向こう側にヒジャブを巻いた女性の職員の方がいて、チケットを販売してくれます。

チケットの価格表。
マレーシアの人、マレーシア以外の人、学校関係者、東南アジアの人などで価格が違います。
私たちはNON MARAYSIANなのでRM82です!
日本円にするとだいたい2200円~2400円くらい。
マレーシアにしては高い?!
と思わなくはないですが、パンダ好きの人は結果的に安く感じるのではないでしょうか♪

チケットは腕に巻き付けるリストバンドタイプ。
つけ方の張り紙などがありました。
よくわからなくてモタモタしていたら、入口で職員の方がつけてくれました!

やっているのかよくわからない入口のアイスクリーム屋さんとカフェ。
ここの近くにインフォメーションがあり、右往左往しながら車いすをお借りしました。
さあ、いよいよ入場ですよ♪
園内の様子。

入口ゲート横にあるギフトショップ。

食べ物や飲み物が売られている売店。
とうもろこしを前面に押し出してきています。
ここで1点めんどくさかったところを。
入口を入ったところで職員の方が写真を撮ってきます。
まぁ後で売りつけられるんだろうと思いつつ写真撮影をしてもらいました。
カメラマンの方はポーズの指定までしてきます。がおーとか、指でハートマーク作ってとか、見つめあってとか。笑
撮影が終わると小屋に連れていかれ、かわいい女の子が写真を売りつけてきます。
おっさんならまだしも、かわいい女の子相手に邪険にするのは難しいってこと知ってるな?!
いらないって言っても、「割り引くよー」とか「スマホにデータ送れるよー」とか食い下がってきます。
ほしい方はいいと思いますが、一刻も早くパンダを見に行きたい方は写真を撮らないことをお勧めします。

動物園全体の地図です。
パンダは一番奥の方にいます!
さっそく向かいましょう。

子供たちの遠足のようです。
入口に近いところにはお猿さんたちがいっぱい。

BEE MUSEUM。
でっかいリアルな蜂のオブジェがあって少し怖い。

パンダはあっちだよ。
っていう看板。

これは何という生き物なんでしょうか?
かわうそ?

カピバラ。
大きいカピバラから小さいカピバラまでたくさんいました。

マレーバク。
白黒でパンダみたい。

緑色のトイレ。
と、その前にネコちゃん。

サバンナウォーク。
この先にパンダさんがいるはず。

サイがいました。
とても大きい。

ZOOVENIR。
ほぼほぼパンダグッズの売店。

パンダ館はすぐそこ。
しかし、パンダ館へ続く道は坂道を上るので、車いすを押していくのは骨が折れます。
私は力持ちなのでまったく問題はありませんが、非力な女性などは注意が必要かもしれません。
パンダ館に到着すると職員の方が注意事項を言ってきます。
大きい声を出さないとか、20分間見れますよとか。
以前はパンダ館に入るのは別料金がかかっていましたが、現在は入場料に含まれています!

パンダがいる場所の扉を開けた時に、目に飛び込んできたこの風景!!
広い!
そしてガラスもなく近くにパンダがいます!!
思わず、「かーわーいーいーーーーー♡」と言ってしまい、職員の方に「シーーー!」ってされました。
静かに静かに。
パンダさんをびっくりさせないように気をつけなきゃ。
しかし、屋内なのに外のような作りで、天井も高く、涼しくてパンダにとっても快適。
必要最小限しかガラスがないので、見る側にとってもとても快適です。

こちらはお母さんのリヤンリヤンと、女の子の赤ちゃんパンダ。
1月生まれなので、9か月くらい。抽選公開が終わって、2月に一般公開されたころのシャンシャンと同じくらい。
シャンシャンに比べるとだいぶ白いね。

この棒をつかんでいる手!!
めっちゃかわいいな!!

観覧通路を挟んで、母子の反対側にはお父さんのシンシンがいます。
豪快にひっくり返って寝てらっしゃった。
足の裏のところの毛がボーボーーー!!!







こういった看板がたくさんありました。
ちなみに、オスのシンシンが福娃(Fu Wa)、
メスのリヤンリヤンが鳳儀(Feng Yi)です。

室内とは思えないくらい広々としたお庭。
小さな滝まである。
右上のほうに写っている方々がパンダ館の係員の方。
基本的にはなにも言われません。

しばらくするとお母さんは赤ちゃんから離れてお食事。
カメラ目線。
君も美人だね♡

赤ちゃんパンダがいるのはこんなに高いところ。
子パンダはみんな高いところが好きね。
自力で登ったのかしら?!

別のやぐらの上でお昼寝。

いやほんと、近すぎて、ちょっとがんばれば触れそう。
赤ちゃんパンダをこんなにじっくり見れたのは人生初!!

リヤンリヤンの寝相!
上野のママパンダ、シンシンみたい!!

かわいい♡
寝てる姿でさえ、見ても見ても見飽きない。

寝てるお父さんパンダ、シンシンの手!
手も顔もとてもかわいらしい。

そうこうしているうちに、飼育員さんが普通にパンダが過ごしているお庭に入ってきました。
上野動物園では、大人のパンダと飼育員さんが同じ庭や部屋にいるってことがないから不思議な感じ。

どうやらおやつタイムのよう。
てか、大人パンダにも素手でリンゴあげるのね。

おちびちゃんにも。
寝ていた子も飼育員さんが近づくとむくっと起きました。

はいどうぞ。
まだ寝起きだから、食がすすまないようです。

色々なおやつを色々なところに置く飼育員さん。
はしごや切り株の上にも。

切り株の上のおかれたパンダケーキは、スズメさんたちがチュンチュンとついばんでいます。
しばらく見ていると、地面に落としたりしてました。
おそるべしスズメパワー。

その後はリヤンリヤンがむしゃむしゃ。

周りにおいしいおやつがあるのにすやすや眠るチビちゃん。

食い気より眠気が勝っているようです。

チビちゃんのところにお母さんが登ってきました。

結局、お母さんが全部食べました!

寝ても寝ても眠いの。
育ち盛りだもん♪

白くてふわっふわでぬいぐるみみたい!
活発に動いているところは見れてないのでなんとも言えないですが、おっとりした美少女パンダでした。
シャンシャンがやんちゃすぎるのか?!

小さなかわいい歯。
大きくなるのが楽しみだね。
名前も早く決まるといいね♪

さて。
入口で20分と言われたものの、ここまでで2時間くらいは見ています。
係員の方はなにも言ってこないので調子に乗って見過ぎてしまいました。
パンダに合わせて冷房がだいぶきいているので、さすがに指先が冷え冷えになってきます。
じっくりゆっくり見せてくださってありがとうございました!

外に出ると、キッチン?

食材やパンダのお食事についての展示。
ここのキッチンで調理しているのかしら。


ホワイトボードにはあげる餌の種類や時間がかかれているのでしょうか?

続いては、医療器具が並んでいる部屋。
なにかあったらここで診察するのかな?

ここは!!
動画サイトでよく見た、赤ちゃんパンダが遊んでたところ!!
赤ちゃんパンダがだっこしていたパンダのぬいぐるみも♡

そして、保育器。
今回見た赤ちゃんパンダも、生まれたてのころはここに入っていたのでしょうか。
こんなところまで見せてもらえることに感激。
日本ももう少しオープンになったらいいのにな。


おみやげコーナー!!
それほど広くはないんですが、ものすごい種類のパンダグッズがあります。
ここでマグネットやバッグなどを買ってしまった。

最終地点はカフェ。
パンダというよりはダルメシアンのような柄ですが。

パンダカフェ♪

パンダのカップケーキ。
RM6。

パンダのお水とカップケーキを購入。
カップケーキは・・・
一口味見して、あとは夫が食べました。
激甘なバタークリームのカップケーキです!
よかったらぜひ食べてみてください。おすすめはしません。笑

パンダ館からの帰り道。
キリンとシマウマがいっしょにいます。

お菓子や飲み物の自販機発見。

トラ。
トラやライオンであっても、あんまり檻はありません。
外に出ないように水をはりめぐらしてあったりするんですが、ちょっとドキドキする。

がおー。

ライオンの男女は二人でまったり中。

帰り道に、ナチュラルにカラフルな鳥がいます。
普通に道で葉っぱをついばんでいます。

おさるさんも道に!
きゃっきゃしてて楽しそう。

手すりにすわって何考えてるの?
かわいいね。

出口に近いところにまたキリンさんがいました。
きれい。
湿気が多くて暑いから少し歩いただけで汗だくですが、とても楽しかった。
初めてのズーネガラ。
日本の、一昔前の動物園みたいな趣の動物園。
キレイでもないし、バリアフリーがばっちりって感じでもない。
ただ、動物を自然に近い形で見せようという心意気はすばらしかった。
檻とか柵がないだけでこんなに近くで動物が見れて、満足感が上がるんだなーと思いました。
パンダ館も、パンダが過ごしやすいように作られていて、広くはないけど自然のような土や木や水があって。
パンダの息遣いや、食べているときの音が聞こえたり。
普段ガラス越しでしか接していなかったから、初めてのことがいっぱいだった!
並ばずにパンダが見れたり、ほかの人がまったくいない状態で写真がとれたり。
上野動物園では体験できないことがいっぱいあります♪
ただ、上野のパンダファミリーは3頭ともパンダ界でも稀に見るかわいさ。
あの3人に会いたい場合は並ぶしか仕方ないのが残念です。
まぁ、少し会えただけで幸せ気分にしてくれるシャンシャン達はすごいアイドルですね♡
みなさまも、クアラルンプールを訪れた際にはズーネガラにぜひ行ってみてください♪
では。


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