世界一のクラゲ水族館!!山形県鶴岡市の加茂水族館。クラゲのご紹介その①

おでかけ

サワディーカー!

 

すっかり真冬ですね。

北風ぴゅーぴゅーで乾燥がひどいです・・・。

顔も体もかっさかさ。

 

 

さて。最近はもっぱら動物園に通っている私。

パンダに夢中で忘れ気味でしたが、もともと水族館も大好きなのです!

以前はよく水族館に通っていたものです。懐かしいな。

 

そのなかでも印象深い水族館といえば・・・

 

加茂水族館!!

 

この水族館、クラゲで有名です。

 

 

加茂水族館。

 


 

開館時間・入館料

開館時間

年中無休

通常 9:00~17:00

夏休み 9:00~17:30(2018年:7月28日~8月19日)

最終入館 閉館30分前まで

入館料

基本料金

一般個人 1,000円
団体  900円
小・中学生個人  500円
団体  450円
幼児無料

※団体は10名以上です。幼児以外の合計人数となります。
※小・中学生料金は小学校入学年度の4月1日から、中学校卒業年度の3月31日まで適用されます。

年間パスポート

一般2,500円
小・中学生1,250円

※購入日から1年間有効です。詳しくはこちら >>> 年間パスポートについて
※小・中学生料金は小学校入学年度の4月1日から、中学校卒業年度の3月31日まで適用されます。

減免入館料

学校行事 小・中学校が対象、事前に申請が必要200円
学校行事引率 保護者は基本料金適用500円
障害者 障害者手帳の提示が必要一般    500円
小・中学生 200円
障害者の介助者 原則1名まで無料
老人クラブ 10名以上で適用・事前に申請が必要500円
利用料金免除申請書

(1)学校行事、(2)福祉施設、(3)老人クラブで利用の際に提出

FAXか郵送で提出(FAXで提出の場合は来館当日に原本持参)

利用申込書 幼稚園・保育園で利用の際に提出

FAXか郵送で提出(FAXで提出の場合は来館当日に原本持参)

※老人クラブ割引の適用について、詳しくは記入例(3)に添付の書面をご覧ください。
※学童保育所や児童福祉施設での利用など、上記の他にも減免料金が適用される場合があります。詳しくは水族館までお問合せください。
※小・中学生料金は小学校入学年度の4月1日から、中学校卒業年度の3月31日まで適用されます。
例1:4月から小学1年生の場合、前年度3月31日までは幼児で無料です。
4月1日からは小・中学生料金となります。
例2:3月で中学校卒業の場合、3月31日までは小・中学生料金です。
翌年度の4月1日からは一般料金となります。
※上記料金は全て税込です。

加茂水族館オフィシャルホームページより

 

 

山形県の鶴岡市にある水族館です。

こんなに素敵で立派で有名な水族館になるまでには、紆余曲折。

悲喜こもごも。

涙無くしては語れない歴史があるわけですが、それは今回は割愛して。

加茂水族館のクラゲの展示について書いてみたいと思います。

 

館内には本当にいーっぱいクラゲがいます。

その中の一部をご紹介します。

 

 

1.ミズクラゲ属の一種

 

 

 

学名  Aurelia sp.

分類  刺胞動物門  鉢虫綱  旗口クラゲ目  ミズクラゲクラゲ科  繁殖個体

分布  パラオ共和国オンゲール島海水湖

毒性  弱

海水湖産のミズクラゲは外海のものよりも傘が反り返る。

熱帯に生息するミズクラゲ属は日本産のものより傘の周りの切れ込みが多く、肉厚も薄い。

 

 

2.ミズクラゲ属の一種

 

 

 

学名  Aurelia sp.

分類  刺胞動物門  鉢虫綱  旗口クラゲ目  ミズクラゲクラゲ科  繁殖個体

分布  パラオ共和国外海

毒性  弱

 

閉鎖的な海水湖産と外海のミズクラゲでは傘の反り返り具合が違っている。

外海のミズクラゲは海水湖産のものより反り返り具合は少なく、口腕がとても長い。

 

 

3.ヒョウガライトヒキクラゲ

 

 

 

学名 Acromitus maculosus

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 繁殖個体

分布 東南アジア

毒の強さ 弱

 

約100年ぶりに再発見され、初めて繁殖に成功し、北里大学と新江ノ島水族館の3館で世界初展示を行った。

飼育下ではヒョウ柄模様は出にくい。

 

 

4.ルサーナジェリー(仮称)

 

 

 

学名 Lychnoriza lucerna

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 リクノリザ科 繁殖個体

分布 南東ブラジル~北アルゼンチン

 

傘径30cmほどになる、大型のクラゲ。

色は全体がクリーム色をしているが、傘の縁がすみれ色になるものもいる。

 

5.キャノンボールジェリー

 

 

 

学名 Stomolophus meleagris

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 繁殖個体

分布 南米沿岸 他温暖域

毒の強さ 弱

 

食用クラゲとして広く流通しており、一度は口にしたことがある人も多いかもしれない。

大きいものでは25cm程になる。

パリ水族館からポリプをいただき、繁殖させた。(おそらく)日本初展示。

 

6.カトスティラス

 

 

 

学名 Catostylus mosaicus

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 カトスティラス科 採集個体

分布 東南アジア

毒の強さ 弱

 

フィリピン等からペットとして輸入されているクラゲで、色のバリエーションがとても多い。

 

 

7.サムクラゲ

 

 

 

学名 Phacellophora chamtschatica

分類  刺胞動物門  鉢虫綱  旗口クラゲ目  ミズクラゲ科  繁殖個体

分布 北海道以北、カリフォルニア

毒の強さ 強

 

クラゲを食べるクラゲで、加茂水族館ではミズクラゲを毎日与えている。

傘の中央が黄色く色づき、卵の黄身のように見えることから、英語では egg yolk jelly(卵黄クラゲ)と呼ばれる。

 

8.パープルスライプドジェリー

 

 

 

 

学名 Chrysaora colorata

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体

分布 北米西海岸

毒の強さ 強

 

傘径が1mにもなる大型のクラゲで、加茂水族館ではミズクラゲを餌として与えている。

成長すると傘に紫の放射状の筋模様が出る。

 

9.ルテウムジェリー(仮称)

 

 

 

 

学名 Rhizostoma luteum

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 繁殖個体

分布 大西洋

 

オーストリアのシェーンブルン水族館からポリプをいただき、加茂水族館で繁殖したクラゲ。

世界の水族館で二例目、国内では初の展示。

どこまで大きくできるか挑戦中とのこと。

 

 

10.ブルージェリー

 

 

 

学名 Cyanea lamarckii

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ユウレイクラゲ科 繁殖個体

分布 欧州沿岸

毒の強さ 強

 

ユウレイクラゲ科の仲間で青みがかっている。

クラゲを食べるクラゲでミズクラゲを餌として与えている。

 

 

11.タコクラゲ

 

 

 

 

学名 Mastigias papua

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 タコクラゲ科

分布 パラオ共和国 リーフ

毒の強さ 弱

 

水玉模様の傘が特徴的。

傘の下に餌を取り込む口腕があり、先に8本の付属器がついている。

 

 

12.ゴールデンマスティギアス

 

 

学名 Mastigias papua etpisoni

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 タコクラゲ科 採集個体

分布 パラオ共和国メケルカル島ジェリーフィッシュレイク

毒の強さ 弱

 

ジェリーフィッシュレイクではクラゲと一緒に泳ぐことができる。

クリアレイクのタコクラゲよりも口腕付属器が短い。

 

13.アトランティックシーネットル

 

 

 

学名 Chrysaora quinquecirrha

分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体

分布 アメリカ東海岸

毒の強さ 強

 

汽水域に生息する大型のクラゲで、飼育水は海水と淡水を混ぜて使っている。

白く透明感があり、とても綺麗だが毒は強く、加茂水族館ではミズクラゲを給餌している。

 

 

14.キタユウレイクラゲ属の一種

 

 

 

学名 Cyanea sp.

分類 分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ユウレイクラゲ科 繁殖個体

分布 北極圏

毒の強さ 最強

 

バンクーバー水族館の職員が北極圏で採集したクラゲ。

そこから繁殖させたポリプが加茂水族館に提供され、ここで育ったものが展示されている。

ユウレイクラゲ属には珍しく、5cm程度で大人になる。

 

 

 

見てるだけで癒されますね。

まだまだ紹介したいクラゲたちがいっぱいいますので、続きはまた次回!

ではまた。

 

 

コメント

  1. […] […]

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