サワディーカー!
週末ってことでうきうきしちゃう金曜日。
みなさまいかがお過ごしですか?
ぜひとも楽しい週末をお過ごしください!
さてさて。
先日の加茂水族館の続きですよ!
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15.サビキウリクラゲ
学名 Beroe mitrata
分類 有櫛動物門 無触手綱 ウリクラゲ目 ウリクラゲ科 採集個体
庄内浜での出現時期 冬~夏
毒の強さ 無毒
アミガサクラゲと似るが体に厚みがあり容易に見分けることができる。
16.アマガサクラゲ
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口水母目 ミズクラゲ科 繁殖個体
分布 駿河湾・富山湾・五島列島周辺
毒の強さ 強
姉妹園館のかごしま水族館からポリプをいただき繁殖させた。
かごしま水族館と同時公開で世界初展示。
100m以深で普通に見られるが、浅いところでは稀で、生体は謎が多い。
17.オワンクラゲ(ヴィクトリア)
学名 Aequorea victoria
分類 刺胞動物門 ヒドロ虫綱 軟クラゲ目 オワンクラゲ科 繁殖個体
分布 欧米
毒の強さ 弱
発光展示中。
2008年に下村脩先生がノーベル賞を受賞し話題になったクラゲ。
傘縁に緑色蛍光タンパク質(GFP)があり、UVライトを当てると緑色に発光する。
18.ウリクラゲ
学名 Beroe cucumis
分類 有櫛動物門 無触手綱 ウリクラゲ目 ウリクラゲ科 採集個体
山形県での出現時期 春~秋
毒の強さ 無毒
自分の体の倍はあるカブトクラゲを大きな口を開けて一飲みにして、パンパンに膨らむ。
19.フウセンクラゲ
20.トガリテマリクラゲ
一気に二種類!
フウセンクラゲ
学名 Hormiphora palmate
分類 有櫛動物門 有触手綱 フウセンクラゲ目 テマリクラゲ科 採集個体
山形県での出現時期 通年
毒の強さ 無毒
長い2本の触手を持ち、小型の甲殻類等を効率よく捕まえて食べる。
トガリテマリクラゲ
学名 Mertensia ovum
分類 有櫛動物門 有触手綱 カブトクラゲ目 トガリテマリクラゲ科 採集個体
分布 北海道以北
毒の強さ 無毒
日本の紅色の触手が特徴的。
有櫛動物には刺胞がないので触手に触れても刺されることはない。
21.シンカイウリクラゲ
学名 Beroe abyssicola
分類 有櫛動物門 無触手綱 ウリクラゲ目 ウリクラゲ科 採集個体
山形県での出現時期 早春~春
毒の強さ 無毒
深海調査などで見られるクラゲで、庄内浜には春に表層でみられる
22.カブトクラゲ
学名 Bolinopsis mikador
分類 有櫛動物門 有触手綱 カブトクラゲ目 カブトクラゲ科 採集個体
山形県での出現時期 初夏~秋
毒の強さ 無毒
体側には、有櫛動物特有の8列の櫛板列があり、光を反射し綺麗に光る。
23.キタカブトクラゲ
学名 Bolinopsis infundibulum
分類 有櫛動物門 有触手綱 カブトクラゲ目 カブトクラゲ科 採集個体
山形での出現時期 早春~春
毒の強さ 無毒
水深1000mからも報告されている。
櫛板列が口のところまでしかないなどで、カブトクラゲと見分けることができる。
24.ラクテアジェリー
学名 Chrysaora lactea
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
分布 南大西洋
毒の強さ 強
傘径25cmほどになり、ほかのクラゲを食べる。
色のバリエーションが豊富でこれからの成長が楽しみなクラゲである。
日本初展示(おそらく)。
25.オキクラゲ
学名 Pelagia noctiluca
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
山形県での出現時期 春~初夏
毒の強さ 強
鉢クラゲの仲間では珍しくポリプ世代がない。
プラヌラから直接クラゲに変態する。
刺激を与えると発光する。
26.オキクラゲの一種
学名 Pelagia sp.
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科
分布 地中海
毒の強さ 強
地中海に生息するクラゲ。
オーストリアのシェーンブルン水族館より届いたエフィラ(幼生)を成長させた。
今後、日本産のオキクラゲと比較し成長の様子を観察していきたい。
27.インドネシアシーネットル
学名 Chrysaora chinensis
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 採集個体
分布 南シナ海(インドネシア・フィリピン等)
毒の強さ 強
ほかのクラゲや小魚を食べるクラゲ。
傘の直径は25cmくらいになる。
28.プロカミアジェリー(仮称)
学名 Chrysaora plocamia
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
分布 南大西洋・東部南太平洋
毒の強さ 強
傘径50cmにもなる大型のクラゲで、1mの個体も確認されている。
日本のアカクラゲと見た目は似ているが、赤い縞模様はこちらの方が毒々しく見える。
29.アカクラゲ
学名 Chrysaora pacifica
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
山形県での出現時期 春~初夏
毒の強さ 強
乾燥したアカクラゲの粉末により、くしゃみを発することから「ハクションクラゲ」と呼ばれることがある。
30.ヤナギクラゲ
学名 Chrysaora belvola
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
分布 北海道および親潮流域
毒の強さ 強
北海道太平洋側では通年、東北太平洋側では春に出現する北方系のクラゲ。
山形沿岸に出現した記録はない。
31.ニチリンヤナギクラゲ
学名 Chrysaora meranaster
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 オキクラゲ科 繁殖個体
分布 北極海、ベーリング海・北部太平洋・北海道・東北沿岸部
毒の強さ 強
以前はアカクラゲと同種とされていたが別種と認定された。
32.マレディベンシス
学名 Aurelia maldivensis
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ミズクラゲ科 繁殖個体
分布 地中海
毒の強さ 弱
地中海に生息するミズクラゲの仲間。
ミズクラゲの仲間は非公式のものも含めると、20種類以上になり、今後も種類数が増えると予想される。
33.ラビアータ
学名 Aurelia laboata
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ミズクラゲ科 繁殖個体
分布 アメリカ北部、ヨーロッパ西海岸
毒の強さ 弱
日本産のミズクラゲと比べ、傘の裏側(口腕)の中央が王冠のように発達する。
34.キタミズクラゲ
学名 Aurelia limbata
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口水母目 ミズクラゲ科 繁殖個体
分布 能登半島以北日本海・福島以北太平洋
毒の強さ 中
庄内での出現記録は、1979年に遊佐町の地引き網に入網したのみ。
成長すると傘の縁が茶色に染まる。
35.日本産食用クラゲ
ビゼンクラゲ属の一種
学名 Rhopilema sp.
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 繁殖個体
分布 中華人民共和国沿岸、日本・有明海
毒の強さ 弱
最高級の食用クラゲとしてあつかわれていて、有明海では漁業の対象となっており、アカクラゲと称されて魚屋で販売されている。
ビゼンクラゲ
学名 Rhopilema esculentum
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 根口クラゲ目 ビゼンクラゲ科 繁殖個体
山形県での出現時期 夏~晩秋
毒の強さ 強
野生個体は青みがかった色をしているが、飼育しているとだんだんと色が薄くなっていく。
以前はスナイロクラゲと呼ばれていた。
36.ミズクラゲ(小)
学名 Aurelia aurita
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ミズクラゲ科 繁殖個体
山形での出現時期 春~秋
毒の強さ 弱
クラゲ栽培センターで育てたクラゲをこの水槽に入れて育てている。
大きくなるとクラゲドリームシアターに移動させ、さらに成長させる。
37.ミズクラゲ(大)
学名 Aurelia aurita
分類 刺胞動物門 鉢虫綱 旗口クラゲ目 ミズクラゲ科 繁殖個体
山形での出現時期 春~秋
毒の強さ 弱
庄内浜では、冬に3mmほどの幼生、春~秋に大型のクラゲが出現し、最大で40cmにもなる。
大量発生すると、発電所の冷却水取水口をふさぎ出力を停止させたり、魚を捕る網にかかり漁師の邪魔をすることもある。
さて。ここがこの水族館の最大の目玉ともいえるでしょう。
クラゲドリームシアターです!
どどーん!
写真では伝わりづらいかと思いますが、とても巨大な水槽です。
そして水槽の中にはミズクラゲだけしか入っていません。
この円形型の水槽は、直径5m。水量40トン!
中に入っていミズクラゲは2000匹とも4000匹ともいわれています。
青い光とゆらゆらしているミズクラゲ。
見ているだけで癒されます♡
そして水槽の前は少し広い広場のようになっていて、階段のような段差などもあるので座ってぼーっと眺めるにも最適です♪
気づくと時間があっという間に過ぎちゃいます。
疲れたときやぼんやりしたいとき、ぜひとも行ってみてください。
おすすめです!!
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