みどりさんとパンダと

神戸市立王子動物園のアイドル旦旦(タンタン)23歳の誕生日おめでとう!!

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神戸市立王子動物園のアイドル旦旦(タンタン)23歳の誕生日おめでとう!!

サワディーカー!

 

去年から今年にかけて、シャンシャンや、チビ浜ちゃんが誕生し、私もふくめ、みなさんパンダの赤ちゃんのかわいさに夢中ですね♪

 

でもパンダがかわいいのは赤ちゃんや子供の時だけじゃないの!

大人になっても、おじい、おばあになってもかわいいのよ!!

 

それを見事に体現している、神戸市の王子動物園に住んでいるあの子、今日もとってもかわいかった♡

 

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2018年9月16日 旦旦(タンタン)の23歳の誕生日!!

 

本日、9月16日。

タンタンちゃんの23歳のお誕生日でした!

 

 

毎年盛大にお祝いをしてもらっています。

今年も氷のケーキなどをもらってみんなに祝ってもらってました。

タンタン、23歳おめでとう!!!

 

 

タンタンのこれまで。

 

旦旦(タンタン)は、1995年9月16日に中国大熊猫研究中心(臥龍繁殖センター)で生まれました。

中国名は爽爽です。

そのままでもとってもかわいい名前だね。

 

タンタンが生まれた年に、神戸では阪神淡路大震災が起こり、多くの方々が被災しました。

震災復興に取り組んでいる方々のために、神戸でパンダの研究をしたい!

という神戸市の要望に中国が応えてくれた結果、2000年7月から10年間の予定でオスとメスのパンダが一頭ずつ、神戸にやってきました!

 

神戸にやってきたパンダの愛称は一般公募で決まりました。

 

オス(中国名は錦竹)は震災復興の願いから興興(コウコウ)

メスは新しい世紀の幕開けという意味で旦旦(タンタン)と名付けられました。

コウコウとタンタンは神戸でしばらく暮らしていましたが、ある時事件が!

 

コウコウ、実はメスじゃないか疑惑事件!!

 

中国からパンダに詳しい獣医師をお呼びして調査してもらったところ

「多分オスだと思うけど生殖器が発育不全である」との判断でした。

オスとして数年以内に繁殖能力を有する可能性は低いだろうとの見解になり、オスパンダの交換が決まりました。

2002年12月5日、初代コウコウは中国へ帰国していきました。バイバイ、元気で!

 

そして入れ替わりで、2002年12月9日、臥龍繁殖センターより新たにオスパンダが来日。

2代目興興(コウコウ)、中国名は龍龍です!

 

タンタンと2代目コウコウとで繁殖に向けて頑張っていきます。

ところが、この2頭の相性はあんまりよくなかったみたいで、自然繁殖は難しいと判断されました。

パンダは本当に男女の相性が合わないと難しいですな・・・。

 

そのため、2003年から2009年までの間、人工授精による繁殖に取り組んできました。

2007年には初めて妊娠しましたが、死産。

翌2008年は出産に成功しましたが、残念ながら4日目に赤ちゃんパンダは亡くなってしまいました。

 

そして2010年9月。

タンタンに発情の兆候が見られたため、人工授精の準備。

2代目コウコウの精子採取が行われました。

 

しかしその後、麻酔から覚醒する途中で呼吸が浅くなり心肺停止。

2010年9月9日に2代目興興が亡くなってしまいました。

 

中国からも専門家が来日し、日中両国の獣医師も含め11人で死因調査が行われました。

 

死因が「人工授精の麻酔から覚める過程での嘔吐による窒息死」で人為的とされ、神戸市は契約に沿って中国側に約4000万円の賠償金を支払いました。

 

その後、すぐ新しいオスパンダが来る予定でしたが、日中関係の悪化などにより頓挫。

現在までの間、タンタンはひとりで神戸にいます。

 

タンタンの今後について。

 

2015年7月に5年間の期限延長をしているため、2020年まではタンタンは神戸にいます。

 

中国側は、その後の契約の延長を明言しておらず、別のパンダの貸与にも難色を示している状況です。

というのも、23歳になるメスのタンタンは人間でいうと70歳くらいの高齢(!!!)で、中国側は妊娠は難しいとの見解を持っていて、新しいオスの貸し出しはおろか、タンタンの契約延長すら渋っている模様。

 

中国側は「王子動物園は繁殖と科学研究の面で能力が低く、飼育体制に足りない点がある。目標に向けた努力を明確にし、もう一歩頑張ってほしい」と言及。

契約満期1年前となる2019年6月ごろに、19年間の飼育に関する研究成果をまとめ、今後の展望について盛り込んだ報告書の提出を求めているそうです。

 

王子動物園では大学と連携し、パンダの加齢に伴う目の病気の対処法や健康管理の方法、発情ホルモンの変化などの独自色のある研究を行い、これまでに十数本の論文を執筆しているようなので、その結果をまとめて中国に提出する予定でいるんですって。

 

 

 

 

 

 

 

タンタン ずっと神戸におってほしいねん。

ツイッター上にもこういった投稿があふれています。

神戸のみなさんのタンタンへの愛情はなみなみならぬものがあります。

まだお会いしたことがない私からみても、小さい体に短い手足、とーってもかわいいタンタン。

どこで過ごすのがタンタンにとって一番いいのかわからないけど、タンタンも長年住み慣れた神戸が大好きだと信じて!

 

タンタンがいつまでも元気で楽しく幸せに暮らせるようにお祈りしております。

 

 

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